理事長所信

2017年度理事長所信 理事長 久保 孝幸


はじめに~誓い~

 1969年9月14日須坂青年会議所は、この地域の高い志を持った先輩方により誕生いたしました。そして同年12月14日全国で394番目の社団法人日本青年会議所の会員として認証を受けました。それから現在まで49年間、多くの先輩方が、明るい豊かな社会を築きあげるために様々な活動をされてきました。
 私は一般社団法人須坂青年会議所第50代理事長をお受けするにあたり、諸先輩方の熱い思いを引き継ぎ、よりよい形で次代に継承していくためにも一年間精一杯邁進していくことをお誓い申し上げます。


50周年に向けて

 2018年度には一般社団法人須坂青年会議所は50周年という大きな節目を迎えます。
 40周年に(一社)須坂青年会議所中期ビジョン計画が掲げられました。2017年度も引き続き中期ビジョン計画を推進して参ります。更に今まで行ってきた活動や事業を検証し、今後我々はどのように須坂市、小布施町、高山村を活性化させ何を残していくのか。また、一般社団法人須坂青年会議所がこの須高地域に必要とされるためにはどんな活動をしていくべきかを考え、50周年に向けての礎となるよう準備を進めてまいります。


人間力の向上

 人間力とは社会の中で必要とされる、また社会の中で強化される個人の社会的な能力の一つです。
学んだ知識を論理的に思考する力や、それを元に新しいものを創造する力、他人との付き合いで必要なコミュニケーション力や公共心、模範意識といったコミュニティー(集団・組織)を維持する力、また他人と何かをやろうとした時のリーダーシップ力や、目的達成の為の強い意欲を発揮する力、そして忍耐力など、社会の一員として良い意味で存在感を発揮する為に必要な能力の総合的な呼び方とも言えます。
 メンバー一人ひとりの人間力を向上させ、今よりももっと魅力的な人間となり、魅力的なLOM(Local Organization Member)を創り、魅力的な事業を行うことで、この須高地域がもっと魅力的な地域になるような活動をして参ります。


より充実した事業を行うためのセレモニーの実施

 セレモ二ーはLOMを映す鏡です。セレモニーを行うことで、私生活とJAYCEEとの気持ちを切り替える。また皆で同じ行動を行うことで、立場や考え方など多種多様なメンバーの意識を統一させ、事業に臨むことが出来ると考えます。
 諸作法を含め、メンバーがもう一度セレモニーの意味を考え理解し、大きな声で元気よくセレモニーを行いメンバー全員がJAYCEEとして同じベクトルで事業に臨みます。


活発な委員会運営

 委員会とは委員長を中心に事業に向かって委員会メンバー全員が共通の目的を持ち、目的を達成するために協働を行い、青年会議所運動の基盤となる組織でなくてはならないと考えます。
 LOMの組織力の向上、メンバー同士の友情、魅力的な活動など、青年会議所運動のすべての根源は委員会活動にあり、委員会の機能が確実に行われなければLOMの事業も成功はありえません。
委員会を活発に行うことで、メンバー一人ひとりの意識が向上し、我々一般社団法人須坂青年会議所が活発な運動をすることで、この須高地域が更に活気のある地域となると考えます。
 委員会メンバーがお互いに認めあい助け合い切磋琢磨し絆を強固にして活発な運動を展開することで、一般社団法人須坂青年会議所が須高地域にとってさらに必要とされる組織となるような活動をして参ります。


地域の魅力の再発掘

 須高地域には広大な自然や歴史ある文化や街並み、またこの地域ならではの特産品など様々な魅力のある財産があります。当たり前のように毎日携わっているものの中にもまちづくりに活かせるようなもの、観光資源となりうるものが沢山あります。
 普段と違う視点から地域を見ることで、新たな魅力を発掘できると考えます。
この地域の新たな魅力をまちづくりにどのように活かせるかを考え須高地域の未来のために一歩ずつ確実に前進できる事業を目指し、魅力ある地域をこの地域以外にも広く発信することでまちづくりにつなげていきます。


災害時の支援ネットワークの構築

 災害大国日本に住む私たちはいつ災害に直面するかわかりません。私たちの地域においても例外ではなく、突然起こるかもしれない災害に対しどのような行動をとるべきか、日頃より意識を高めていかなければなりません。また、災害時の支援活動は単一の組織で行うよりも、他団体と連携しそれぞれの分野で活動することで支援活動がより円滑に行えると考えます。
 有事に備え、関係団体と連携を深め円滑に協力体制が取れるように、災害時の支援ネットワークを構築して参ります。


地域のかけがえのない財産である子供達の未来のために

 地域の未来を担っていく子供たちには限りない可能性があります。この先の未来を支えていく子供達、それは地域の宝であり日本の宝です。生まれ育った須高地域を愛し、誇りに思えるような地域創りを目指します。また、子供達が未来に夢や希望を抱けるような事業を展開いたします。


会員拡大

 青年会議所の会員数は、今から20年ほど前、すなわち団塊の世代と言われる先輩方が卒業された頃から全国的に見ても減少傾向にあります。JCしかない時代からJCもある時代へと変化する中、我々須坂青年会議所はピーク時には100名余りの会員が在籍していましたが、現在では5分の1以下となってしまいました。
 今の状況のままで会員数が減少していくと、諸先輩方が熱い思いで引き継がれてきた約半世紀の歴史を持つ須坂青年会議所が、解散せざるを得ない状況に陥ってしまうことも考えられます。人口の減少、経済・社会情勢の悪化など様々な要因が挙げられますが、そのような状況下でも会員拡大に成果を上げているLOMもあります。時代や環境の変化に合わせ、新しい手法での勧誘活動も取り入れながら、メンバー全員が今の状況に危機感を持ち率先して行動して参ります。
 様々な団体がある中で、限りある青年期を我々の仲間として活動してくれるメンバーを一人でも多く増やすために、メンバー全員が魅力ある人間となり、魅力ある運動を展開し、存在感のある組織を創り、会員を拡大します。


結びに

 メンバーの皆さん。青年会議所の活動は時間もお金も負担がかかります。それぞれの置かれている環境や立場があり、全ての事業や会議に参加するのは厳しいこともあるかもしれません。青年会議所の活動に送り出してくれている家族や職場のことを想い活動に参加してください。出席できる努力をしてください。少しだけでも無理ができるなら参加できるところだけでも参加してください。そして費やした時間が無駄にならないように自分自身が成長して家族や職場に戻れるように行動してください。
 理事の皆さん。役職を全うしてください。辛いとき、苦しいとき、一人の力ではどうしようもないときは、メンバーに協力してもらってください。そして、メンバーが困っているときは全力で協力してください。
 2017年度一般社団法人須坂青年会議所は、メンバーが一丸となり活動圏域である須坂市、小布施町、高山村のことを真剣に想い考え、未来を見据え、5年後、10年後と地域の未来が更に魅力的になるように活動してまいります。


基本理念

 修練、奉仕、友情のもと組織の基盤を強固にし、50周年に向けて礎となるLOMを築く。


基本方針

1)青年社会人としての人間力の向上
2)強固な組織づくり
3)地域の魅力を活用したまちづくり事業
4)地域貢献を伴う他団体との連携
5)メンバー全員で行う会員拡大


スローガン

深謀遠慮  ~真摯に楽しめ 未来のために~